こんにちは!町の水道屋で働く入社8年目の番頭M38男です。
1級管工事と1級土木のダブルライセンスを取得しています。
1級土木施工管理技士の2次試験は、建設業界でのキャリアアップに欠かせない資格ですが、難易度が高いことで知られています。特に「記述式の問題にどう答えればいいのかわからない」「どこから手をつければいいか迷っている」といった悩みを抱える方も多いのではないでしょうか?
実際、この試験は「知識」だけではなく、「施工管理の現場経験を活かした論述力」が求められる試験です。そのため、効率的な学習方法と本番での戦略が合格の鍵になります。
この記事では、試験の特徴や攻略のための勉強法、そしてよくある失敗を避ける具体的なテクニックを解説します。また、過去問を最大限に活用する方法についても触れていきますので、ぜひ参考にしてください!合格への第一歩を一緒に踏み出しましょう!
- 試験の概要とポイント
まずは、試験の全体像をしっかり把握しましょう。2次試験は「実務経験に基づいた論述力」が問われる試験です。以下に試験の主な特徴をまとめました。
試験の特徴
形式: 記述式の問題が中心。与えられた課題に対して、具体例を交えながら論理的に解答する必要があります。
出題テーマ: 「施工計画」「工程管理」「品質管理」「安全管理」などの施工管理の基本分野。
試験時間: 3時間。大半が記述で回答するため、時間配分が非常に重要です。
合格基準: 総得点の60%以上。ただし、すべての問題で一定以上の得点が求められるため、苦手分野を残すと危険です。
合格のためのポイント
試験で高得点を取るためには、以下の3つのポイントを意識してください。
設問の意図を正確に理解する
問題文に含まれるキーワード(例: 「改善策」「具体的対応」「成果」など)を見逃さず、設問の要求を正確に把握しましょう。
実務経験を具体例として活用する。架空の現場ややってもない工事を想像で記載するのはNGです。
かなり重要です。
理由その①採点する側も建築業界のプロなので受験者が本当に経験を積んでいるか判断できる
理由その②実際に経験した内容は解答に結びつけやすい。応用が利くのでどのテーマにも対応できる
解答には、抽象的な理論だけでなく、自分の現場での経験を織り交ぜることで説得力を高めます。
時間内に答案を仕上げることも重要な要素の一つです。
“記述式試験では、最後まで書き切ることが重要。どれだけ良い内容でも、未完成の答案は高得点が望めません。
また、空欄行をつくらず、与えられた行数にあわせた解答を作成しましょう。”
この際多すぎても少なすぎてもいけません。8~9割程度でおさめましょう。
“与えられて課題(設計図)を決められた品質(基準通り)と決められた時間(工程)で作成し、解答(納品、竣工)することが大切です。
日々の現場での経験を机上に置き換え判定されるものとなります。”
- 攻略のための勉強法
試験合格のカギは、「どのように勉強を進めるか」にかかっています。ここでは、実践的な勉強法をステップごとに詳しく解説します。
(1) 理解:試験範囲を網羅する
まずは過去問から試験の全体像を把握し、各分野の基礎知識を固めましょう。
頻出分野は?過去問はどうか?聞かれるポイントはある程度の「型」があります。
教材や講義資料を活用して、頻出テーマ(例: 工程管理、安全対策など)を優先的に学ぶ。
試験内容を分野ごとにリスト化し、自分の得意・不得意を明確にする。
(2) 記憶:知識を定着させる
基礎知識が身についていないと、記述問題で的確に答えるのは難しいです。
とにかくくりかえしくりかえし反復することが重要。
効率的な覚え方: スマホのメモやカードアプリを使い、スキマ時間にキーワードを暗記する。
反復学習: 一度覚えた内容を、1週間後や1か月後に繰り返し復習することで長期記憶に定着。
※特におススメの暗記法
①隙間時間の活用
②音声による、ながら学習
(3) 実践:記述問題の練習
記述問題は、ただ答えを書くだけでは不十分です。「採点者に伝わる論理的な構成」と「具体例」が求められます。
答案作成の手順
問題文を読み、設問の要求を整理する。
解答の骨組み(序論・本論・結論)を考える。
実務経験を交えながら具体的に記述する。
- 過去問の活用術
2次試験対策で最も重要なのが「過去問の活用」です。以下に、効率的な活用方法を解説します。
過去問を解く手順
①通しで解く
実際の試験と同じ環境を想定し、時間を計りながら解きましょう。本番の緊張感に慣れることが目的です。
②答案を自己分析する
答案を見直し、どこが不足しているか、論理が破綻している箇所はないかを確認します。
③模範解答と比較する
模範解答や合格答案を参考に、より良い表現方法や具体例の出し方を学びましょう。
過去問データの利用
当ブログでは、過去の試験問題を分かりやすい解説付きで提供しています。ぜひダウンロードして、自分の勉強に役立ててください!
- よくある失敗とその対策
2次試験で合格ラインに達しない原因は、意外と共通しています。以下に代表的な失敗例とその対策をまとめました:
失敗例1:問題の意図を読み取れない
原因: 設問のキーワードを見逃している。
対策: 問題文を読む際に、重要な箇所をマーカーで強調。
失敗例2:具体例が不足している
原因: 実務経験をうまく解答に盛り込めていない。
対策: 現場での経験を日常的にメモし、いつでも参照できるようにしておく。
失敗例3:時間切れで未完成
原因: 解答を練る時間がかかりすぎている。
対策: 過去問演習を繰り返し、1問にかける時間を事前に調整。
結論
2次試験は決して簡単ではありませんが、正しい勉強法と適切な準備で合格は十分可能です。この記事で紹介した方法をぜひ実践して、合格を目指してください!
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