元大手コンビニSV(スーパーバイザー)を6年経験した筆者が、水道屋さんの施工管理職に転職、その後の苦労や、体験記を綴っていきます。
結論:店舗管理と施工管理は共通部分が多く、転職先として非常になじみやすい!
業界自体がブラック企業だと言われているコンビニ業界ですが、どうやら過去最高の売上高を更新(2022年)したり、労働環境の改善(タブレット支給とか?)が行われており、働く環境としては整ってきているのではないでしょうか?
自分が働いて6年間では暗黙の販売ノルマが存在し、日付変更線をまたぐことは日常茶飯事。夜9時に帰ることができれば、今日早いやん!しんどいの?と言われ、当時の彼女(今の嫁)にはこのままの会社だと、結婚しないと言われ転職を決意しました。入社直後から転職願望が強かったので確信に変わりました。
コンビニのSV(スーパーバイザー)の仕事とは?
コンビニのスーパーバイザーは、一人で平均8〜10店舗ぐらいのコンビニを担当して、各店舗の売り上げを上げるためのサポートをする仕事です。
ベネッセ ミライ科 おしごと辞典より
コンビニの本部の考えた施策を各店舗のオーナーに伝えたり、店舗のオーナーの相談ごとを本部へ報告したりするなど、店舗をつなぐ役割も果たしています。
上記の通り各担当店を管理し、施策の実施確認(これ重要)フランチャイズの看板としての店舗の状態、従業員教育、売上や経費などの帳票管理、それに加えて新規店舗の出店業務、閉鎖店舗の清算業務など、多岐にわたります。
ここで建築現場における施工管理の業務内容を見ていきたいと思います。
設備施工管理とは?
設備施工管理は、建築施工管理や土木施工管理同様に、主に以下の業務を担います。
建設業専門の求人サイトCon Ma より
・工程管理:建設工事の決められた工期(納期)を守るためのスケジュール管理
・安全管理:建設現場における安全な環境の確保・管理
・品質管理:建設構物が設計図書や仕様書通りに造られているかの管理
・原価管理:「実行予算」と「原価」に差異が生じないように工事の進捗と原価を管理
店舗管理と設備施工管理の共通点
店舗→現場、アルバイトスタッフ→現場の職人 と置き換えることができます。
工程管理→施策管理、安全管理→ほぼ同じ、品質管理→ほぼ同じ、原価管理、まったく同じ
店舗管理と施工管理の違いについて
店舗管理では売上を上げることが目標です。ですが施工管理に於いては、売上ももちろん重要ですが、現場をうまく収めることのほうが重要です。細かな施工のルールや法令、施主の要望、無理難題を日々解決していくことが求められます。管理する感覚としては非常によく似ています。対象が店舗か現場か?ヒト、モノ、カネ、を管理する点においては大差なしです。
結論
店舗管理の業務と、施工管理の業務は非常によく似ており、転職などの際、非常に親和性があると思います。業種が違うので業務内容は大きく違いますが、やっていることは同じ。スタッフや現場とやり取りを行い上手くいく事に徹する、縁の下の力持ちな存在には、変わりません。転職などでも、店舗管理の経験者は施工管理スキルに長けていると思います。
施工管理の詳細(給排水設備)
おおまかな概要がよくわかります。
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